大麦 βグルカン(ベータグルカン)研究室 - βグルカン(ベータグルカン)総合研究所 - 専門ドクターのアンチエイジングアドバイス

コラム編 <春>

自然の力 〜桜〜

 各地で桜が満開を迎える季節になりました。桜咲く中をお散歩したり、花びらの舞う中のお花見に心弾ませたり…。日本人の大好きな、この『桜』。美しく綺麗なその容姿だけではなく、実は薬としての一面もあるのをご存知でしょうか?

 桜はバラ科サクラ属に分類される落葉樹。この桜の各部が薬として古くから活用されて来たのです。
 まずは桜の樹皮。この樹皮を乾燥させたものを『桜皮』と呼び、桜皮に含まれるタンニンには収斂作用や殺菌作用があると言われます。この作用から、食中毒や下痢止め、胃腸カタルなどの胃腸系の問題に用いられます。
 江戸時代の未だ流通がスムーズでは無かった頃、頻繁にみられた食中りの特効薬だったという話も耳にするぐらいです。

 現代社会で活躍していると言えば、咳止めや痰切りの効果でしょうか。樹皮を抽出したエキスである『ブロチン』と一般に呼ばれる成分は、気管の運動を高めて痰をうすめ吐き出し易くしたり、咳を抑えるなどの作用があります。皆さんにも馴染みがある咳止めシロップ剤などには、このブロチンが配合されているものがよくあります。

 この樹皮に含まれるサクラニンやサクラネチンといったフラバン配糖体は、鎮咳や去痰作用だけではなく、煎剤を塗ることで、湿疹・蕁麻疹・打ち身の腫れなどの治療にも力を発揮します。

自然の力(1) 〜桜〜 これで終わりではありません。花びらの塩漬けをお湯に浸してお茶代わりにすれば、二日酔い解消の手助けをしてくれます。特に、八重桜の花びらには桜皮と同じ成分が含まれていて、精神安定・安眠・のどの炎症・美容などに効果があると珍重されています。更には、桜餅に使われる葉は防腐効果が備わっていたりもします。

 桜の香りにも、冬の陰鬱な雰囲気を取り払い、心身に光をもたらして、身体全体のバランスを調整したり、精神を安定させる効果があると聞いたことがあります。

 

肌細胞の酸化 〜フリーラジカルに攻撃される肌〜

肌を老化させる3大因子、何だったか覚えていますか。次の3つは、いつも頭にいれて生活を送りたいものですから、再確認です。

1、紫外線による光老化
2、肌細胞の酸化
3、肌の乾燥
 今回は、2番目の肌の酸化についてお話をしましょう。

 私達の肌は、金属と同じように、酸化に対する抗酸化力が低下したり、何もしないで放ったままにしておくと、さび付いてボロボロになっていってしまいます。
金属や食べ物・油など、物質は空気にさらされると酸化しダメージを受けますが、これと同じように、私たちの細胞も酸化し、日々、ダメージを受けているのです。
酸化に大きく関係しているのが、わたしたちの体内に取り込まれた酸素の一部が変化してできた「活性酸素」!!!
肌細胞の酸化 〜フリーラジカルに攻撃される肌〜この活性酸素(=フリーラジカル)は脂質と結合して細胞を酸化させて行きます。皮膚が酸化すると肌細胞にダメージを与えたり、真皮のコラーゲンなどが硬くなって皮膚は弾力を失い、老化を進めていくのです。
残念ながら、現代の私達の取り巻く環境には、活性酸素を発生しやすくする要因が沢山あります。しかし、忘れてはならないのが、主な原因は毎日の生活習慣にもあること。
紫外線に当たること、ストレス、喫煙や大気汚染の環境、また脂質の多い食事や、添加物の多い食生活も活性酸素を発生しやすくする原因となるのです。

 

紫外線対策 第1段

今まで、色々と『紫外線』の怖さについて話をして来ました。では、紫外線から自分自身を守る為にはどうしたら良いのでしょうか?

 紫外線対策の方法は、話し始めたらキリがない程、沢山あります。顔や手足の部分の違いから、その人その人のライフスタイルも全く違いますからね。1日中パソコンの前でデスクワークの方、外出するのが大好きな主婦、週末はゴルフやテニスなどのスポーツ派、車を使うことが多い方…。

 まず始めにしたいことは「一番、自分に見合った紫外線対策グッズやサンスクリーン(日焼け止め)などを探すこと」です。

そこで、紫外線と言えば「顔」を一番気にされる方が多いようなので、サンスクリーンを選ぶ基準の参考になる『SPF』と『PA』について、今回は説明しておきましょう。

まずSPFですが、これは波長の短い紫外線UVBを主に防ぐ指標です。例えば、日に当たり始めて10分ぐらいで肌が赤くなり日焼けが始まる人が「SPF20」と書かれているサンスクリーンを使ったとします。すると、10分×20=200分間程度、日焼けから身を守ることが出来ると言う目安になります。

 次にPAは、波長の長い紫外線UVAを防ぐ指標になります。こちらはPA+・PA++・PA+++の3段階で表示されており、+の数が増える程にUVAカットの力が強くなります。

紫外線対策 第1段 しかし、SPFもPAも数値が高いものを使えば、それで安心と言うことにはなりません。
 一つは、サンスクリーンの効果が高ければ、それだけ、肌には負担になる成分が多くなると言うことです。肌の弱い方だけでなく、体調が優れない時になど強いサンスクリーンは肌にダメージを与えてしまう可能性があるのです。
 もう一つは、肌に塗るもの全ていえることですが、しっかり塗ったつもりでも、汗や皮脂で時間が経てば流れ落ちてしまうということ。

 自分にあった適当な強さのサンスクリーンを、一日に何度か塗り直すことがサンスクリーンを使うコツになります。

 

紫外線対策 第2段

前回は、サンスクリーン(日焼け止め)の強さの指標をお話しましたので、今回は塗り方のポイントをご紹介します。

 ところで、皆さんは、サンスクリーンをどのタイミングで塗っていらっしゃるでしょうか。私のおススメは、しっかり基礎のスキンケアをした後、言いかえれば、化粧下地やファンデーションの手前のタイミングで使用することです。
 私の場合は、しっかりと洗顔した後に化粧水→美容液→サンスクリーン→ファンデーションの流れ。今のファンデーションは、そのもの自体に日焼け止め成分が配合されているものが多いので、相乗効果も期待できますよね。

 おでこや鼻筋、頬などは日に当たり易いと言われますが、全体的にまんべんなく塗ること。既にシミが有るところや出てきそうな部分には、重点的に塗っておくのも良いはずです。
 そうそう。首から下の部分も忘れない下さいね。首周りは意外に紫外線が当たっているものです。首のタルミやシワの原因には、紫外線も関係していることを忘れてはいけません。

紫外線対策 第2段 一日に数回、塗り直すと効果的と言われますが…。
また、一から洗顔にスキンケア、と言うのも無理がありますよね。そう言う場合は、軽く皮脂やファンデーションを押さえてから、上から継ぎ足すようにするのも良いでしょう。特にアウトドアなど強い陽射しの下で過ごす時は、小まめなケアが大切です。

 そして、最後に重要なのは、その日のサンスクリーンはその日に落とす‼ことです。日焼け止めに使われる成分は、肌に負担をかけてしまうものも多く含まれています。そのまま、長時間、肌の上に置いておくのはお勧めしません。肌のトラブルの原因になりかねません。

 少々、面倒な部分もありますが、日頃のこまめなスキンケアと努力が、若々しい肌を保つためには、欠かせないのです。

 

もう一つの怖い紫外線、UV−B

前回は、「UV−A」と言う紫外線A波の話をしました。今回は、私達の肌の大敵となるもう一つの紫外線「UV−B」について詳しく話を進めてみたいと思います。

 UV−Bの一部はオゾン層に吸収されてしまうので、地上に届くのは全体の5〜10%程度とされている紫外線です。しかし、このエネルギーの力は強く、肌に炎症を起こさせるだけでなく、肌の表皮にあるメラニン細胞を活性化させて多量のメラニンを生成させる作用があります。
日焼けした時に、真っ赤になるのは、このUV−Bのせいなのです。
UV−Bの強いエネルギーは、直接、肌の表面の細胞の遺伝子に傷をつけるので皮膚ガンの原因や免疫力の低下を招いてしまいます。もちろん、メラニンを活性化させますから、シミの原因になることは言うまでもありません。更に、波長が短いため肌の奥までは直接は届きませんが、真皮にある肌のハリを保っているコラーゲン繊維を壊すコラゲナーゼの働きを高めて、間接的にシワの原因にもなっています。

もう一つの怖い紫外線、UV−B少々、脅かし気味に書いてしまいましたが、でも、本当のこと。日頃から、日焼け止めを使用したり、ビタミン不足にならないように心がけて、紫外線対策をすることが大切なのです。

これから、段々と暖かくなるとアウトドアなど屋外で過ごす機会も多くなりますよね。ポケットやカバンにサンスクリーンを忍ばせて、小まめなスキンケアを忘れないで下さいね。

 

『日焼け止め』、使っていますか?

「冬だから、日焼け止めなんて使っていません‼」とか、「今日はくもりだから、サンスクリーンは塗ってないわ‼」などと、胸を張って言われる女性が、意外に多いのですが・・・。皆さんは、如何でしょうか?

 肌を痛めつける大きな原因の『紫外線』は、1年中、私達の肌に届いているのを知っていますか。
 確かに、夏の方が紫外線量は多いですし、雲で紫外線の一部はシャット・アウトされるのは事実です。しかし、紫外線が無くなることありません。

 この肌に届く紫外線には、UV-AとUV-Bの2種類があり、それぞれ特徴を持っていますが、今回は、厄介者のUV-Aの話をしておきましょう。

 UV-Aは、いわゆる、真っ赤に日焼けした後の黒くなる日焼けを起こさせる紫外線です。このUV-Aの特徴は、エネルギーが小さいにもかかわらず、皮膚の奥の方にまで到達すること。しかも、雲やガラスなども通り抜けてしまうクセ者なのです。(もう一方のUV-Bより20〜30倍も、私達の肌に降り注いでいると言われているくらいなのですよ‼)

 先程、肌の奥の方まで届くと言いましたが、肌の奥にはハリを保つコラーゲンやエラスチンがありましたよね。そう、もうお分かりのように、UV-Aは、ジワジワと肌の奥へと忍び込み、コラーゲンなどを壊して、肌の弾力を奪っていくのです。

 

『日焼け止め』、使っていますか?「冬だから・・・」とか「曇っているから・・・」と言って気を抜いていると、気が付けばたるんだ、シワだらけの顔になってしまう可能性があるのです。

それ以外に、皮膚の細胞を遺伝子レベルで傷つけるほか、皮膚の免疫力も低下させてしまうなどなど、困った点の多いUV-Aです。

 忘れがちな紫外線対策ですが、1年を通してしっかりケアをすることで、若々しい元気な肌が保てるのです。

 

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