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大麦 βグルカン(ベータグルカン)研究室 - βグルカン(ベータグルカン)総合研究所 - 専門ドクターのアンチエイジングアドバイス

ドクターアドバイス編

ドクターのアンチエイジングアドバイス

池上 明先生(池上クリニック)のプロフィール

1954年東京都生まれ。

帝京大学医学部卒。同医学研究科修了。医学博士。

上尾(あげお)中央総合病院産婦人科部長を経て、1989年横浜市に産婦人科の池上クリニックを開設。
年間約120件の出産を扱い現在に至る。
2001年9月、全国の保険医で構成する保団連医療研究集会で、『胎内記憶』について発表し、そ れが新聞で紹介され話題となる。
現在、お産を通して、豊かな人生を送ることができるようになることを目指している。

ドクターのアンチエイジングアドバイス

ストレスと活性酸素(フリーラジカル)

  • 「病は気から」という諺はどなたでもご存じでしょう。
  • 酸化ストレスから見ると、まさに病気の原因は「ストレス」から発生すると考えても不思議はないのです。
  • 環境ストレスが体内で活性酸素やフリーラジカルを産生することが知られています。
  • 排気ガス、喫煙、紫外線、農薬などの化学物質などで産生されることが知られていますが、意外と知られていないのが精神的なストレスです。
  • 精神的ストレスを感じると血管が収縮し、その場所に活性酸素がたくさん産生されます。
  • もともと細胞の中でエネルギーを創るミトコンドリアの働きの中で活性酸素も産生されますが、その活性酸素自身がミトコンドリアを傷つけさらに多くの活性酸素を創り出す事になります。
  • 過剰な活性酸素はさらに他の細胞を攻撃していきます。
  • 話がかわりますが、現在福島原発の原子炉事故による放射能汚染が心配されるところです。
  • 低線量の放射線の場合、γ線は細胞内を通過するときに直接遺伝子を傷つけるというより、細胞内の水に活性酸素を創り出し、その活性酸素が遺伝子を傷つけると考えられています。
  • すなわち発生した活性酸素を中和することにより、遺伝子への害も極力低減させることができると考えられるのです。
  • NHKで放送された「被曝の森はいま」ではセシウム137を体内に大量に蓄積されているマウスの研究で、それでも生きていて見た目にも健康そう、しかも繁殖までしていることが描かれています。
  • チェルノブイリでは大量の放射線により微生物まで含めてほとんどの生き物が死滅したことが克明に描かれています。
  • ところが、1994年からチェルノブイリのネズミの研究をしているテキサス工科大学ロバート・ベイカー教授は、ロシアの放射能生態学者セルゲイ・ガシュチャクとの共同研究で、驚くべき結果を発表しています。
  • 高線量の汚染地域に住んでいるネズミの遺伝子の異常がかなり少なかったのです。
  • ところが、同じ地域にいるツバメは異常が出現しています。サウスカロライナ大学のティム・ムソーらの研究からわかってきたことは、ツバメは体内の抗酸化物質を長時間の飛翔で使い果たしてしまい、放射能の遺伝子損傷に対して防衛機能が働かず異常がでてしまうと説明しています。
  • 2008年にはベーカー教授は共同研究者ロジャーと新しく研究をはじめ、フリーラジカルを抑制する遺伝子とそのメカニズムが働き始めたことでネズミの遺伝子の損傷を防ぐことを証明しています。
  • その機能は活性酸素がDNAを損傷するスピードを打ち消すくらい早いものだったそうです。
  • 別の研究ですが、致死量の高線量放射線を浴び続けたラットにβグルカンを与えたところ、生き延びたという別の動物実験の結果があり、βグルカンには抗腫瘍効果、抗糖尿病効果、皮膚の保湿作用など良く知られた効果の他に抗酸化作用があることが示されています。
  • さて、放射能の活性酸素が遺伝子を傷つけるとしたら、妊娠中のストレスにより発生する活性酸素も胎児の遺伝子を傷つけると考えられるのではないでしょうか。
  • 妊娠中のストレスに、そのような視点から光を当てられることはほとんどありません。
  • お母さん達のストレスが胎児に影響するかも知れない、という発想があればどのようにしてそのストレスを安全に取り除くことが出来るか、という試みもなされていいはずです。
  • カナダの精神科医であるトマス・バーニー博士はその著書の中で、薬物を飲んだことよりも、その薬物を飲んだという心配の方が胎児にとって10倍くらい悪い影響が出る、とさえ指摘しているのです。
  • βグルカンにもいくつか種類があり、その構造から効果があるもの、効果がないものなどがあります。
  • 特に抗酸化効果があるのは大麦から抽出されたβ-グルカン(β-1,3-1,4-グルカン)であるとの報告があります。
  • 大量に服用しても副作用がないことなど、きちんとした研究に基づいた製品であれば安全に使用できると思います。
  • 妊娠中のストレスが良くないことが分かっていても、ストレスをなくすことはかなり難しいと考えられます。
  • そうだとすると、ストレスによって発生する活性酸素を中和する抗酸化力の強いサプリメントを利用することも意味があるように思えます。

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