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大麦 βグルカン(ベータグルカン)研究室 - βグルカン(ベータグルカン)総合研究所 - βグルカン(ベータグルカン)の種類

βグルカン(ベータグルカン)と一口にいっても、その結合(連鎖)形態によって様々なタイプが存在します。
βグルカン(ベータグルカン)を含有している食品には、大きく分けてキノコ類、酵母類、海草類、穀類などがあり、その種類によってβグルカン(ベータグルカン)の結合形態が異なります。キノコ類には、アガリクス、ハナビラタケ、 メシマコブ、 マイタケ、カバノアナタケ、霊芝、椎茸などがあり、酵母類では、パン酵母、黒酵母、穀類では大麦、オーツ麦などが挙げられます。

βグルカン(ベータグルカン)の結合(連鎖)形態
βグルカン(ベータグルカン)とは、グルコース(ブドウ糖)がβ結合により多数連結した多糖類の総称です。結合形態には以下のような種類があり、これらの結合形態が組み合わさることで、自然界にはいろいろなβグルカン(ベータグルカン)が存在します。

βグルカン(ベータグルカン)の結合(連鎖)形態

βグルカン(ベータグルカン)の種類
β1→4結合のみからなるグルカンは、「セルロース」と呼ばれ、植物に多く形状を保つ役割の成分です。茎や葉、皮の成分で、紙を作る材料でもあります。β1→3結合やβ1→6結合からなるβグルカン、β1→3結合とβ1→4結合、β1→3結合とβ1→6結合のように複数からなるβグルカン(ベータグルカン)は、健康維持に役立つ生理活性効果を持ち、特に免疫調整に影響を及ぼすことが明らかにされています。
例えば、身体の中に侵入した細菌や異物を排除してくれたり、感染した後の発病を抑制する抵抗力を与えてくれます。免疫力が高まることによって、アレルギー反応を鎮め、ガンなどの腫瘍を抑える効果も期待されています。また血中コレステロールや血糖値や中性脂肪を低下させる働きや保湿効果があることも明らかにされています。
特に2種類以上の結合を有するβグルカン(ベータグルカン)はより生理活性が高く、β1→3結合とβ1→6結合を有するグルカンであるシゾフィランはガン治療の医薬品となっています。

βグルカン(ベータグルカン)の種類 βグルカン(ベータグルカン)の種類
βグルカン(ベータグルカン)由来別比較表
    製造法   含有量   水溶性
                   
    抽出   発酵(培養)   原料   抽出品  
                     
キノコ       0.5%〜数%   〜50%  
                     
オーツ麦         〜10%   〜50%  
                     
パン酵母         数%   〜80%   ×
                     
大麦         〜10%   〜70%  
                     
黒酵母(菌体外分泌生産)             〜90%